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Channel: 辰姫 ~石田三成の娘の生涯と軌跡~
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「孫子」をはじめ兵法書を全て封印しました。

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 以前は座右の書として「孫子」を常に読み学びました。
 「孫子」以外の古典書・兵法書として「呉子」「六韜」「三略」「兵法三十六計」も入手し、全て繰り返し呆れるほど読みつくし学びました。

 仕事という組織の中で自分なりに活用していたつもりです。

 しかし、それらの古典・兵法書を全て封印、物置にしまい込みました。

 現代でも十分に生かす事が出来、リーダー論や組織論のベースになるほどの書物です。組織を生き抜くという点においても非常に参考になる知恵の結晶です。


 ですが・・・私はもうこれらの知恵に頼らず過ごしていこうと思ったのです。

 もっと愚直に、素直(なんでもいいなりという事ではありません)に生きていこうと思ったのです。

 知恵をつくし、裏をかいたり、意表をついたり、負かしたり・・・そんな生き方に嫌気がさしたという方がいいのかもしれません。

 それはある意味、”上を目指す”や”出世”という欲を放棄したというとでもあるかもしれません。
 私はそれでも、身近なものを大切にしながら、素直に生きていきたいと思ったのです。

 ・・・ちょっと表現が難しいかな・・・上手く表現できていない気もしますが・・・

 ともあれ、知恵よりも智慧を大切に生きていきたいと思ったんですね。
 ・・・それもちょっと難しい表現か・・・。


 肩書や名声など関心が無いのです。
 偉くなりたい人がいればその人が偉くなればいい。
 上だの下だの決めたいのであれば、その人が上でいい。
 私にはつまらないし、もっと胸の奥に大切に温めながら抱えつつ、日々を送りたい気持ちがあります。


 上記の表現では・・・「コイツ、病んでる・・・」と思う人もきっといるかな・・・(汗)
 そう思いたいのであればそれでもかまいませんけどね。


 ともあれ、そういった事を考え、座右の書としていた「孫子」と「呉子」「六韜」「三略」「兵法三十六計」らの兵法書を全て物置に封印しました。

 まぁ、毎日誦読している般若心経が言っている”空の教え”が多分に影響しているというのは自覚していますけどね。


 世間から見れば決して賢い生き方ではないのかもしれませんけど素直に愚直に、カッコ悪く大した事もないんだろうけど、そういう姿勢で歩んでいこうと思います。 

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