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Channel: 辰姫 ~石田三成の娘の生涯と軌跡~
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仕事上で現代の若者の指導に関わり思う事

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 「最近の若いのは・・・」。若い頃はよくこんなセリフを吐く大人や先輩を良く見かけました。いつの時代でも若者に向けられる言葉ですね。

 皆様はいかがでしょう?昔そう言われたとか、若い方では「そういう人いる!」なんて思う方はいるのではないでしょうか?

 私も社会に出たての頃によく言われました。


 一か月前に受けた仕事の指導者としての研修のなかで、最近の若者の傾向も講義されていました。

 今と昔では身の回りの環境が違います。スマホ、ゲーム、パソコン、本、様々な道具、SNS、規制など・・・。
 昔なかったものが今では当たり前のように身の回りにあり、それらを簡単に手にでき、使うことが出来る。

 環境が違えば、それは人が育つ過程に必ず影響します。
 若者そのものが悪いわけではない。環境に応じた育成方法を受けていないだけ。
 傾向はあるが、良くも悪くもそれも個性はあります。個性や個人差は必ずあるものです。


 現代のある曲の歌詞の中にある言葉で、

 「他人を救う事は自分を救う事なんだ」

 そういう曲があります。若者のバンドの作詞作曲した曲の歌詞の一節です。
 日頃、医療従事者として業務や指導をしている私、歴史上知られてこなかった辰姫を研究している私には、共感出来る言葉です。

 現代の若者でも、日頃大人が忘れているような心に響く言葉を思い表現している。

 現代の若者も捨てたものじゃない。若者は可能性の宝庫。
 私たち世代を超えるであろう若者は多くいると信じてよいと私は思います。


 私たち大人は若者に対して、”いいひと仮面”になる事なく、”頭ごなし星人”にもなる事なく、しっかり芽が出て花が咲くように関わりたいものです。

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