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Channel: 辰姫 ~石田三成の娘の生涯と軌跡~
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今更ですが・・・これからは私も陰徳を心がけます

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 私が初めて辰姫の墓前に伺い、その数日後から辰姫研究を初めだしたのが2014年の12月上旬。

 その時から数えると4年。
 それから毎月、不定期ではありますが欠かす事なく毎月辰姫の墓参りに赴いています。

 辰姫の墓参りをしたときには当サイトの記事にしていましたが、今後は墓参りをした事を記事にする事をやめにする事にしました。

 辰姫の墓参りをやめるつもりは毛頭なく、また、記事にすることが億劫になったわけではありません。


 先日、仏教エッセイの記事で「”陰徳”について」を書かせて頂いています。
 その記事に陰徳について述べていますが・・・

 辰姫をキッカケに得られた仏教の知識と理解、そして経典読誦。当然陰徳についての理解も。


 陰徳について書いたせいでしょうが、その陰徳も理解があるのならしっかり自分自身も実行して積んでいこうと、まるで発作の様に思い立ったのです(笑)。

 ただ、自分自身が功徳(陰徳)を積み、得をするという考えからでは断じてありません。

 辰姫をキッカケに、ゆえに辰姫から教わったとさえ思っているその仏教の理解や経典読誦、そして徳の積み方を一つたりとも無駄にしては、辰姫に申し訳ない。
 そして、自身の行い次第で陰徳というものが積まれるのなら、その功徳も日々の読経で唱えている経典の一つ”回向文”による回向の心で、辰姫や私自身が信仰している観世音菩薩、そして私が大切に思う存在達に巡らす事になる。

 ・・・そう思ったのです。
 (回向、回向文については以前の仏教エッセイの記事の中で述べていますので参照下さい)


 辰姫の墓参りの際に、毎回辰姫の墓のみでなく、辰姫の墓石と並ぶ9基の墓石群(辰姫研究記事の中に写真を載せています)にも、般若心経だけですが読経を捧げさせてもらっていました。
 辰姫も、その墓石群も、私には血縁の関係は全くありません。
 すなわち、陰徳が成り立つからです。

 しかし、こうして記事にし、私自身が辰姫の墓参りで読経をした事を公表する事は、自分の行いを自ら公表する事であり、陰徳が成り立たないからです。


 幾度も記事にしていますが、私の仏教の知識と理解は辰姫研究の過程で仏教の知識が必要な為に学び(研究)始めたものであり、経典読誦と読経は辰姫に喜んでもらいたいという想いから始まったものです。

 陰徳という事を知っているのであれば、しっかりその陰徳も積み、そして回向の心と回向文によって、更に辰姫や故人、大切な存在に自分の功徳を巡らせよう。

 そう思ったからです。


 なので辰姫の墓参りについては今後記事には致しません。
 人知れず、静かに行っていきます。
 そう、辰姫が知っていてくれれば、辰姫が喜んでくれれば、私はそれでいいのですから!(笑)

 しっかりと、陰徳、功徳、徳を積みながら回向を心に留め、辰姫の研究を進めていきます。


【追記】
 今までの辰姫の墓参りの記録ともいえる墓参り記事は削除させて頂きました。
 また、クドイですが、私は無宗教無宗派の人間で、宗教団体とは一切無関係です。あしからず。

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