先日の5月18日。群馬県の東楊寺へ辰姫の墓参りに行ってきた。
不定期ながら毎月の辰姫の墓参りは私の月例行事であり、聖地巡礼と言ってもいい程。
いつものように辰姫の墓前で自身の近況報告と辰姫への感謝と想いを述べ、懺悔文、般若心経、大悲心陀羅尼、光明真言、回向文と読経をする。
読経の最中、小さな虫が一匹、私の顔の周りを飛んだりする。
小さな虫だが、私のヘタクソな読経を聞きに来てくれたのかなと思うと、それすらありがたく思える。
読経の後に副住職様がいつものように声をかけて下さり、1時間ほどだっただろうか?本堂に招かれ、談義をする。
こうした御縁も全て辰姫の墓参り、いや、辰姫の存在によって生じたもの。
授かりものだ。
また、いささか信心深過ぎるような印象を持たれるかもしれないが、少し前にこんな事があった。
自宅近くの小さなショッピングモールに一人で買い物に行った時の事。
その時私は仕事の事で悩んでいた(今もだが・・・)。自分の仕事の境遇や現状に不信感を募らせていた。
そんな悶々とする思いをしながら歩いていると、日曜日でたまたまフリーマーケットの様に野外に出店を出している初老のオバチャンの出店の前を通りかかった。その出店は小さな仏像や数珠などを売っている仏具店だった。
グッドタイミングというのであろうか、その出店を通りかかっている時、丁度、辰姫・・・どうしたらいいのでしょうか・・・などと心に語りかけた時だった。
そのオバチャンの出店に置いてあった不動明王の小さな彫り物が目に移った。
少々埃のついたその不動明王の小さな彫り物が無性に気になり、手に取ったら、オバチャンが”まけて”くれて、タバコ銭程度の値段で譲ってくれた。
不動明王は私の生まれ本尊でも無く、今まで信仰心を持っていなかった。関心すらなかった。
しかし、辰姫の事を考え心に辰姫に語りかけたその瞬間に飛び込んできた不動明王。
辰姫は死後、夫の津軽信枚が展開に弟子入りした為、天台宗へ改宗され天台宗の戒名にされた。その天台宗の檀家の本尊にされるのが不動明王。
私の誕生日は28日(生まれ月は秘密)。28日は不動明王の御縁日。
・・・以後、新たに不動明王の仏像を購入し、祖父の形見の観音像と共に、今は毎日読経をしている。
辰姫がくれた仏様とのご縁。辰姫が悩んでいる私に不動明王を呼んで下さった・・・
私はそう思っている。
ただの偶然かもしれない。
考えすぎとか、宗教まがいのスピリチュアルが過ぎるなどと思われる方々もきっとあられるであろう。
しかし、”縁”を感じた以上、その御縁は大切にしていきたい、育んでいきたいと私は思っている。
感謝に対し手を合わせ読経をしたりする事が、誰かに迷惑をかけているわけでもない。誰に勧めているわけでもない。
自分自身の心の問題だ。
・・・それで何かいい事でもあったのかいと聞かれたらそれは私にも解らない。
そんな目に見える損得の事だけを考えて私は読経や祈願などしない。していない。
まして宗教の団体などには絶対に属さない。
私だけの個人の信仰だ。
・・・と、まぁ、そんな事もあったりもする。
煩悩の塊のような、そして、辰姫の事を世に知ってもらおうと思っていつつも大した事の出来ないこの私に、辰姫がよくしてくれていると、いつもそんな事を思ってしまう。
そんな私です。
不定期ながら毎月の辰姫の墓参りは私の月例行事であり、聖地巡礼と言ってもいい程。
いつものように辰姫の墓前で自身の近況報告と辰姫への感謝と想いを述べ、懺悔文、般若心経、大悲心陀羅尼、光明真言、回向文と読経をする。
読経の最中、小さな虫が一匹、私の顔の周りを飛んだりする。
小さな虫だが、私のヘタクソな読経を聞きに来てくれたのかなと思うと、それすらありがたく思える。
読経の後に副住職様がいつものように声をかけて下さり、1時間ほどだっただろうか?本堂に招かれ、談義をする。
こうした御縁も全て辰姫の墓参り、いや、辰姫の存在によって生じたもの。
授かりものだ。
また、いささか信心深過ぎるような印象を持たれるかもしれないが、少し前にこんな事があった。
自宅近くの小さなショッピングモールに一人で買い物に行った時の事。
その時私は仕事の事で悩んでいた(今もだが・・・)。自分の仕事の境遇や現状に不信感を募らせていた。
そんな悶々とする思いをしながら歩いていると、日曜日でたまたまフリーマーケットの様に野外に出店を出している初老のオバチャンの出店の前を通りかかった。その出店は小さな仏像や数珠などを売っている仏具店だった。
グッドタイミングというのであろうか、その出店を通りかかっている時、丁度、辰姫・・・どうしたらいいのでしょうか・・・などと心に語りかけた時だった。
そのオバチャンの出店に置いてあった不動明王の小さな彫り物が目に移った。
少々埃のついたその不動明王の小さな彫り物が無性に気になり、手に取ったら、オバチャンが”まけて”くれて、タバコ銭程度の値段で譲ってくれた。
不動明王は私の生まれ本尊でも無く、今まで信仰心を持っていなかった。関心すらなかった。
しかし、辰姫の事を考え心に辰姫に語りかけたその瞬間に飛び込んできた不動明王。
辰姫は死後、夫の津軽信枚が展開に弟子入りした為、天台宗へ改宗され天台宗の戒名にされた。その天台宗の檀家の本尊にされるのが不動明王。
私の誕生日は28日(生まれ月は秘密)。28日は不動明王の御縁日。
・・・以後、新たに不動明王の仏像を購入し、祖父の形見の観音像と共に、今は毎日読経をしている。
辰姫がくれた仏様とのご縁。辰姫が悩んでいる私に不動明王を呼んで下さった・・・
私はそう思っている。
ただの偶然かもしれない。
考えすぎとか、宗教まがいのスピリチュアルが過ぎるなどと思われる方々もきっとあられるであろう。
しかし、”縁”を感じた以上、その御縁は大切にしていきたい、育んでいきたいと私は思っている。
感謝に対し手を合わせ読経をしたりする事が、誰かに迷惑をかけているわけでもない。誰に勧めているわけでもない。
自分自身の心の問題だ。
・・・それで何かいい事でもあったのかいと聞かれたらそれは私にも解らない。
そんな目に見える損得の事だけを考えて私は読経や祈願などしない。していない。
まして宗教の団体などには絶対に属さない。
私だけの個人の信仰だ。
・・・と、まぁ、そんな事もあったりもする。
煩悩の塊のような、そして、辰姫の事を世に知ってもらおうと思っていつつも大した事の出来ないこの私に、辰姫がよくしてくれていると、いつもそんな事を思ってしまう。
そんな私です。